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3月11日(日)震災復興祈念スペシャルイベント ライブレポート

2011年3月11日の東日本大震災から7年ということで、今回は初の試みである3組のアーティストによる同日出演を企画いたしました。

7年経ったとはいえ復興はまだ道半ば、まだまだ傷跡の癒えない方々もいらっしゃると思います。しかし一方で、沈んだ気持ちにばかりなるのではなく、あくまで前向きに、音楽の力での復興を目指し、仙臺ZA、アーティスト、お客様が三位一体となって同じ3月11日を共有し、それぞれのこれまでとこれからの日々に思いを馳せる日にしたいというのが今回のイベントの始まりでした。

 3月11日という特別な日に、そして急遽のオファーにも関わらずこの思いに快く賛同していただきました3組のアーティストは「177」「サンダー太田グループ」「ルイ伊藤とSWEET JAZZ UNIT」(出演順)。日曜の昼間からの開催にも関わらず、沢山のお客様にお越しいただきました。

 

 1st Stage 177

トップを飾ったのはPf. 渡辺亮一、Ba. 菊克己、Dr. デーブ菱沼の「177」。慣れ親しんだいつものトリオと思いきや、この次のサンダー太田グループに参加のため早めに来店していたTb. 照井稔宏が急遽参加。早速参加アーティスト同士によるコラボレーションが実現しました(まさか一組目からとは思っていませんでした・・・)。14時46分には黙祷が行われ、その後は明るい曲、アップテンポの曲で盛り上げました。いつになく緊張したとのことでしたが、自ら名乗り出てのトップバッターで素敵な演奏をありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2nd Stage サンダー太田グループ

 次に登場したのはサンダー太田グループ。Vo.サンダー太田、As.&Fl. ヒロ菊地、Ba. 菊克己、Pf. 佐藤達也、Dr. 熊谷清記の5人に、ゲストにTb. 照井稔宏を迎え、インストゥルメンタルではヒロ菊地のサックスと照井稔宏のトロンボーンのハーモニーや掛け合いが披露され、やはりいつもとは一味違うステージが展開されていきました。MCにも定評のあるサンダー太田氏ですが、特別な日ということでご自身を「アレキサンダー太田です!」と紹介。平昌のオリンピアンの如く滑りましたがお怪我がなくなによりでした。もしかしたらお客様は正式名称アレキサンダーで、普段のサンダーは略称なのかも、とご納得されたのかもしれません・・・たぶん・・・

素晴らしい演奏とサービス精神で盛り上げていただきありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3rd Stage ルイ伊藤とSWEET JAZZ UNIT

 最後のステージを務めたのはVo.&Tp.のルイ伊藤、Pf.佐藤貴洋、Ba. 鈴木正之、Dr, 是川信夫の「ルイ伊藤とSWEET JAZZ UNIT」。スタンダードジャズに歌謡曲やシャンソンを加えたユニークなセットリストが魅力のひとつですが、今回はさらにゲストにVo. Mariaが参加し、いつにもましてクールなステージが展開されました。やはりこのグループの演奏は陽が沈んだ後の時間帯によく似合います。どうもありがとうございました!


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 18時30分で最終ステージが終わり、会もそろそろ…?となるかと思いきや、さらにクライマックス、STAGE EXがありました。

 

 【サンダー太田とルイ伊藤、夢の競演!】

 

Vo.サンダー太田

Vo. & Tp. ルイ伊藤

Pf.佐藤達也

Ba.鈴木正之

Dr. 是川信夫

 

という、二つのグループの混成、そしてもちろん即興でのセッションが実現しました。

僅かな時間ではありましたが、この機会がなければそうそう見られなかったであろう光景が生み出されたことは、お店として非常に嬉しいことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 また仙臺ZAといたしましては、震災後も営業を続けることができたのはひとえにお客様のご愛顧の賜物ということで、心からの感謝の意を表し、ミュージックチャージ込の大変お得なコースメニューをご用意させていただきました。こちらも大変ご好評いただきましてほぼ完売となりました。誠にありがとうございます。

 

 そして大変嬉しいことに、お客様がお帰りになる際、そして出演されたアーティスト様からも「今回のイベントはよかった、また企画してほしい」とのお声を多く頂戴しております。

つきましては今後は隔月での複数グループ同日出演をイベント開催を考えております。

第二弾を5月に開催できればと思っておりますので、詳細が決まりましたらまた公式HP、公式Facebook、公式Instagram等でご案内をさせていただきます。

 

 それでは最後になりましたが、ご来店頂きましたお客様、ご参加頂きましたアーティストの皆様に、衷心より厚く御礼を申し上げます。